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鹿嶋神社の歴史 3








鎮座壹千年祭記念碑

鹿嶋神社は平安朝の頃、人皇第62代冷泉天皇の御代(みよ)、安和2年(西暦969年)に、南品川常行寺の僧尊栄法印が、常陸(ひたち)の国鹿嶋神宮の御分霊(ごぶんれい)を勧請(かんじょう)したてまつり、同年9月19日遷宮(せんぐう)したてまつったのが創(はじま)りで、爾来子(じらいこ)の地を鹿嶋谷と呼ぶようになった。僧尊栄法印は御分霊の鎮座と同時に、境内の隣地に一寺を建立(こんりゅう)し、鹿嶋爾現山来迎院と号して、鹿嶋神社の別当寺となり、その祭祀(さいし)を司(つかさど)った。

際神の武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)は、天祖(てんそ)、天照大御神(あまてらすおおみかみ)の御依頼(ごいらい)を受けられて、経津主大神(ふつぬしのおおかみ)と共に、出雲の国に下り賜(たま)い、大国主命(おおくにぬしのみこと)と御談合の結果、円満の裡(うち)に話を纏(まと)められ国土を、天孫(てんそん)、瓊瓊岐尊(ににぎのみこと)にささげしめられて、日本建国の基(もとい)を、お築きになった神様である。明治に至って維新(いしん)の大変革により、神佛分離令(しんぶつぶんりれい)が発せられ、来迎院は寺の部に入り、鹿嶋神社には、新宮の大野氏が配(はい)せられて、大井村の総鎮守(そうちんじゅ)となり、多くの氏子(うじこ)の尊信(そんしん)を集め、今日に至っておる。

本年(西暦1969年)は、鎮座壹千年(ちんざいっせんねん)の記念すべき年に当たり、。連綿(れんめん)として伝承(でんしょう)せられ、悠久鎮座壹千年(ゆうきゅういっせんねん)の歴史を保った鹿嶋神社の、千載一遇(せんざいいちぐう)の光輝(こうき)ある姿に直面した。氏子は、此(ここ)に盛大なる式典を行い、記念の樹を植え、此の由緒と此の荘厳(そうげん)さを、永く後世に伝えんとする。

昭和44年10月19日  宮司 大野 弘道

 
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